マタニティ歯科|文京区白山駅の歯科、歯医者|オズデンタルクリニック白山|土曜午後も診療

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マタニティ歯科

マタニティ歯科とは

〜大切な赤ちゃんを迎える準備〜
いまからできることを

マタニティ歯科とは

これからママになる皆様、おめでとうございます。

生まれてくる赤ちゃんのために準備など沢山ありますよね。さて、お口の中はしっかり準備できていますか?

歯周組織の健康が妊婦さんとお腹の赤ちゃんに影響することはご存知でしたか?

マタニティ歯科とは

赤ちゃんは無菌状態で生まれてくるため、お口の中に虫歯菌はいません。

赤ちゃんのお世話をする人から感染し、細菌が増殖することによって赤ちゃんに虫歯ができてしまうのです。

そして3歳くらいまでにその子どもの口腔に定着すると考えられています。

赤ちゃんが将来虫歯や歯周病に悩まされないために、まずはママになるお口も準備していきませんか?

妊娠するとお口の中の環境が変わる??

1.妊娠による身体の変化

多くの妊婦さんが多少なりと悪阻(つわり)を経験すると思います。

つわりで嘔吐してしまうと、胃液が逆流してきます。胃液は強酸性で口の中に残ると酸っぱい感じがすると思います。口の中に酸が残り、その状態が長く続くと、胃酸によって歯は徐々に溶けていきます。虫歯菌も感染しやすくなります。

また歯磨き粉の匂いが苦手になるなど口の中が敏感になり、歯磨きがしづらくなることや食生活に変化がおき、不規則になりやすく、ちょこちょこ食べが続くなど食べる量が増え口の中が酸性の状態が長く続きます。

お口の中が不衛生となり、歯周炎や虫歯が増えていきます。

2.女性ホルモンと歯周組織の関係

ライフステージにおいて女性はホルモンの変化がダイナミックに起こります。妊娠や月経で分泌される女性ホルモンは、血中から歯と歯ぐきの境目にある溝に到達して歯周病菌を増殖させて破壊を起こす起因となります。

妊娠中の治療やケアについて

具体的に治療が可能なタイミングは、体調が安定している16週以降からお願いしております。体調の良い日にいらしてください。

体調がすぐれないなど来院することが難しい場合は遠慮なくご連絡ください。

患者様の妊娠期間や状態によって使えるお薬や治療に限りがありますのでご了承ください。母子手帳を持参していただき十分な説明、納得された上で治療やケアを進めていきますのでご安心ください。

当院では放射線の被曝量が非常に少ない歯科用CT.レントゲンを導入しています。

妊婦週数や状況ではCTやレントゲンの撮影をお控えいただくこともあります。不安や心配なことは歯科医師または産婦人科医師へご相談ください。

歯周病と早産の関係

日本臨床歯周病学会の報告によると、

歯周病にかかっている人は普通のお産をした人に比べて7倍も早産や低体重児のリスクが高くなります。

これは喫煙や飲酒より高い率という結果が発表されたのです。

早産・低体重児出産に対する歯周病

早期低体重児出産とは、妊娠37週未満で2,500グラム以下の新生児を出産してしまう状態を言います。

妊娠中に歯周病があると、歯周病になってしまった歯周組織で生産された炎症の伝達物質(サイトカイン)が放出されます。このサイトカインが過剰に分泌されると炎症はさらに加速されてさらに歯周病が悪化します。

この血中のサイトカイン濃度は「出産のはじまり」と誤認され子宮収縮させるホルモンを出し間違って子宮収縮(陣痛)を誘発させてしまうのです。

妊娠中は10ヶ月を通して歯周組織に炎症が生じやすく進行しやすい状態が持続し非常に悪化しやすいため、口腔内のケアがとても重要になってきます。

定期的に歯科医や衛生士のケアを受ける習慣が重要です。

「つわり」の歯のダメージにも要注意

赤ちゃんの成長に必要なカルシウムはママの身体から摂取されています。そのため、妊娠中こそ歯のケアは非常に大切なものとなります。

妊娠中に特に歯へのダメージが大きいものがあります。「つわり」です。つわりの体調不良で、嘔吐してしまったとき、酸が歯に付着します。その酸は非常に強いもので、歯の調子も悪くなってしまいます。さらにつわりの時期には歯磨きをする余裕がない妊婦さんはたくさんいらっしゃいます。もちろんそれも歯には悪影響です。そのような悩みをお持ちの妊婦さんは、つわりが落ち着かれた頃に一度ご来院いただくようにご案内をしています。近年は歯周病と早産の可能性も指摘されており、徹底的に歯をケアしていただくことが大切になります。

お母さんの歯の状態は、多かれ少なかれお子様にダイレクトに影響します。歯の健康に対する意識に影響し、お口の中を健康に保つことで、お子様の虫歯予防につながります。妊娠中であっても、歯の状態を良好にしておくことは、のちに産まれるお子様にとっても大切なことなのです。

当院のマタニティ歯科ケア

当院のマタニティ歯科ケア

オズデンタルクリニック白山では歯周病専門医の院長が様々な症状や訴えに応じた専門的な治療を行います。

また看護師・助産師の免許を持ったスタッフがおり、妊娠中やすべての女性のライフステージに応じたケアや支援を行っていきます。

ご不安なこと「レントゲンは大丈夫?」「お薬は飲めるの?」などなんでも聞いてください。優しく対応いたします。

また出産後も安心して通えるように、赤ちゃんの歯磨き指導や離乳食など様々な教室の開催を予定しており成長を見守りながら大人になるまで継続したケアを行っております。

体調の良い日に受診をお勧めいたします。

歯科の受診に関してご不安や心配ごとなどはお電話で問い合わせしていただけます。

当院での治療の際には母子手帳・お薬手帳をお持ちください。