歯周病治療
歯周病治療｜文京区白山駅の歯科、歯医者｜オズデンタルクリニック白山｜土曜午後も診療
〒112-0001 東京都文京区白山5-36-7
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歯周病治療
歯周病原細菌によって引き起こされる感染性炎症性疾患となります。
歯周病は、歯の表面に付着したプラーク（歯垢）によって歯肉から出血したり、腫れや、歯の周りの骨が溶け、歯が抜けてしまう病気です。
歯周病は、虫歯よりも歯を失う確率の高い病気です。30代以降の約80％以上は歯周病と言われ、自覚症状が無いため、どうしても発見が遅れがちになります。
気が付いた時にはかなり進行していることが多いです。
歯周病菌を減らすことで歯周病を改善し、歯をなるべく残す治療を提案します。
こんな症状はありませんか？
以下の症状にあてはまる方は歯周病の可能性が高いです。
歯ぐきに炎症が起き、歯との間「歯周ポケット」が深くなります。痛みはまだありませんが、ブラッシング時に出血することがあります。
歯周ポケットが4mm未満
炎症が深まり、歯周病菌が顎の骨にまで達しています。歯周ポケットが深くなり、歯はグラグラしはじめます。
歯周ポケットが4～6mm未満
顎の骨が半分以上溶けています。
歯はグラグラし歯ぐきからは膿が出て口臭も増します。ここまでくると、最終的に歯は抜け落ちてしまいます。
歯周ポケットが6mm以上
歯周病は多くの全身疾患に影響を及ぼしていることがわかってきました。
その代表的な病気は、心筋梗塞・糖尿病・誤嚥性肺炎・脳梗塞・肥満です。
歯周病はお口の中の病気ですが、全身の血流に乗って歯周病原菌は各臓器や血管に大きなダメージを与えます。毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、歯周病を予防することが全身の生活習慣病を予防することになります。
歯の表面に付着したネバネバとした粘着性の細菌性の膜をプラーク（歯垢）と呼びます。このプラークが歯周病の原因です。
このプラーク1mgの中に約10億個の細菌がいます。歯の表面にでき、プラークの中の細菌によって歯肉の炎症を引き起こします。歯の磨き残し等で歯ぐきのまわりに残った大量のプラークが炎症を引き起こし、やがて歯を支えている骨を溶かし、歯を失う原因となります。
歯石の中や周囲に細菌が入り込み歯周病を進行させる毒素を出しこれが炎症を引き起こし進行していきます。
歯周病治療は歯科医師による治療、歯科衛生士による専門的ケアと、患者様によるホームケアで成り立つ共同作業です。この3つのどれが欠けても、治療の成功は難しいと言われています。患者様の病気への理解がとても大切ですので、わかり易い説明を心がけています。
最初に歯周病の進行状態を歯周ポケットの深さ、口腔内写真やレントゲン写真も撮影し診断します。また現状のブラッシングでどこが磨けていないのかをよく理解していただいた上で、効果的なブラッシング方法を学んでいきます。
歯石は歯面に付着したプラークに唾液中のリン、カルシウムが混じって石灰化したものです。表面がでこぼこしていて、歯垢が付きやすいため、一般的に超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用して取り除きます。
歯周ポケットが深い場合には、歯肉を開いて歯根を露出させ、歯垢や歯石を取り除いて歯根の表面を滑らかに整えます。
治療が終わった後に継続して、良い状態を維持し、再発を防ぐことを言います。
そのためには、歯科医師のチェックと歯科衛生士による専門的なお口の清掃(クリーニング)を定期的に行います。
進行した歯周病の治療が終わった方は、3～6ヶ月のサイクルで来院し安定した歯ぐき状態を管理していくことが大切です。
エムドゲイン療法とは、幼若ブタの歯胚から抽出・精製されたタンパク質です。
エムドゲイン®ゲルを歯周外科処置の際に塗布することで、歯が発生する時と同じ環境を作りだし、歯周組織の再生を促し、失われた骨の再生を促す治療法です。
適応は、歯の周りの骨が部分的に吸収された症例になります。
喫煙者は非喫煙者と比べると2～8倍も歯周病にかかりやすいと言われています。
血中のニコチンは毛細血管の収縮作用により、血行不良を引き起こします。
そのため歯肉の腫れや出血が抑えられ、歯周病だと気づきにくくなります。
そして歯周病菌に対する抵抗力が低下すると細菌が繁殖しやすくなり、歯周ポケットがさらに深くなります。進行すると骨が溶かされ、歯がグラグラするようになります。
喫煙者は歯周病の治りを遅らせます。
ですので、禁煙が大事と考えます。必要に応じて禁煙外来に受診していただき連携しながら対応する必要があります。
妊娠するとホルモンバランスの変化やつわりによる、お口の中の環境がかわり、歯ブラシの不良により、歯周病の発症や悪化が生じます。
胎児は、子宮中の羊水内で成長するため、羊水・羊膜への細菌感染は、早産や胎児の発育不全の原因のひとつとなり、子宮内部への細菌感染が認められた妊婦は、早産・低体重児出産のリスクが高まると考えられます。
妊婦さんは定期的な予防処置が大事と考えています。