歯科口腔外科
〒112-0001 東京都文京区白山5-36-7
歯科口腔外科
お口の周りで気になることがあったら口腔外科の受診を検討してみてください。
口腔外科とは、口の中(口腔)、顎、顔面、ならびに周辺領域の外科処置を中心に、その疾患全般を扱う診療科になります。
口の中に疾患があると、食事がうまくとれなかったり会話が困難になったりするほか、見た目の美しさにも影響を与えます。口腔外科では疾患を直接治療するだけでなく、審美的手法も取り入れた治療にも取り組んでいます。
腫瘍や口腔粘膜疾患など拝見させていただき当院では、対応が難しい症例などは、お身体の安心・安全を考えて、より専門性の高い大学病院や総合病院などへのご紹介、精密検査をおすすめすることもございます。
親知らずは顎の一番奥に生えてきます、親知らずが正しい位置に真っ直ぐ生えることができず、斜めに向いて生えたり、ほんのわずかにお口の中に生えてくると、汚れが付きやすくブラッシングが出来にくい場所になります。
親知らずを正しく磨くことができないと、歯ぐきが腫れたり痛みが出てきますし、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
また、抜歯の際はCT検査をし、親知らずと神経の位置関係を確認した上で、リスクチェックを行います。
下顎の骨の中にはお口の周りの感覚神経が走っており親知らずが神経に近い程、神経を圧迫または損傷してしまうリスクがあります。損傷してしまった場合は、唇付近にマヒがでてきます。回復には数ヶ月〜数年と長期の経過をたどり回復していきます。
麻酔が切れた当日がピークです。翌日からは基本的に痛みなどはひいていきます。2〜3日たっても痛みが引かない場合はご連絡ください。当院で消毒、傷の程度を診察いたします。
2、3日後に腫れが出てきます。その後1週間ほどかけて徐々に引いていきます。まれに内出血のあざが頬にでる場合がございますが、1週間から10日ほどで消えていきます。心配なことなどありましたらご相談ください。
歯を抜く基準は歯科医院によって違いがあります。
保存困難な歯を最善を尽くし治療を行いますが、それでも保存が難しい場合は親知らずを移植する自家歯牙移植(歯の移植)の選択があります。
また、自分の歯には歯根膜とよばれるクッションがあるので、今までと同じ感覚で噛んだりしても、異物反応も起こりません。
一方で、歯周病が進行した状態で抜いたところの骨が失われてしまっている時には困難な場合もあります。
移植は必ずしもすべてうまくいくというわけでなく、術後にトラブルを起こす可能性もあります。